ぶいふぇべうふ

昔プレイしたゲームだったりの感想をかいてます。

第3次スーパーロボット大戦Z 天獄篇をプレイした感想

よかった点

攻略範囲はクリアまで。今回の攻略の仕方はSRポイント(ステージに一つ条件が定められ、達成するとお金と難易度アップのご褒美!)全取得。クリアまでの時間は180時間くらいでした。
前作の時獄篇はPS3でプレイ、天獄篇はvitaTVでプレイしてみました。
連獄篇はクリア。ボーナス取得でのプレイ。

良い点ですが、音質が非常に良くなっている。

戦闘アニメーションはガンダム系が特に力が入っていました。

前作の敵を倒す手順を用いたコンボシステムはかんたんになり、かわりに全体的な戦術コマンドの「Dコマンド」と、とあるシステム(ネタバレ防止です)がが加わっている。
2つのユニットで構成されたタッグバトル&テンションは健在。こちらも若干の仕様変更があります。
ユニットに装着する強化パーツの売買がより楽しめるように工夫もされている。

PS3と違いロード時間が早く、快適。昔のスパロボと比べ、ソフトウェアリセットの頻度が低くなるように計算されており、こちらの面でも「快適性が上がっていっている」と感じた。

ストーリーがよく考えられており、「バンダイナムコのゲームをやんないと、先へは進めねぇな!!!」と感じた。スーパーロボット大戦Zシリーズはとても面白かったです。ここが一番のオススメポイント。
気になったら是非、PSストアをのぞいてみてほしい。ただZシリーズ最初の作品(PS2の作品)は現在、PS3本体をもってないとプレイできないみたいです。

シミュレーションRPGであること。シミュレーションとは模擬実験。やってみた的な、考えてみた的な感じ。ゲームジャンルでは実際のシミュレーションの場合もありますが、フィクション(仮構)のシミュレーションでもあります。あのアニメのあのキャラクターが!!ゲーム上で戦いをくりひろげます。指令を出すのはプレイヤー!ステキです。
日本のロボットアニメの作品とオリジナルキャラクターが登場するタクティカルな(戦術的。将棋盤に主人公とストーリーとパラメーターがあるようなイメージ・・かな)RPGで、ストラテジック(戦略的)な部分がRPGとして表現されます。
そのRPGの部分ですが、これは王道が描かれます。王道が見えれば(生物としての王には、危険回避能力でもあるシミュレーション能力があります。群れを危険から守るためにあるのでしょう)、優れた戦略眼をもって計算された事を「かんたんにわかる」ように感じます。このストーリー部分?描かれ部分?が非常に面白い。
王道が見えない人からは、綺麗事・勧善懲悪みたいに見えますが、日本のロボットアニメは王道に沿ったものが多く、これを面白く感じる人にはロールプレイングシミュレーションが面白く感じるということになると思います。
個人的には海外で勝負できる日本を代表するゲームジャンルだと思うんですが・・・受けないんですかねぇ・・。
ちなみに海外とは違い、ストラテジーゲーム(ターン制・リアルタイム他)はシミュレーションゲームを、その他のシミュレーションとウォー・シミュレーションに分けた場合のウォー・シミュレーションの細かい区分になると思います。
ターン制ステラテジーとしても楽しめます。インターミッション(途中休憩。カスタマイズなどは主にここで。)での次の戦況を予測しての改造も魅力。次のマップ以降で実際に武装の威力などを試せます。しかし、武装を生かすも殺すもプレイヤー次第だったり。良い点です。

不具合は一度も起きなかったです。

残念だった点

戦闘アニメーションに変わり映えのなさを感じた。まったくこのシリーズをプレイしたことが無い人には、パイロットが「なぜ独り言を喋っているのか?」(テレビなとで見るアニメーションはリアルタイムでのやりとりなのに、攻撃をした方が一方的に喋り、長い攻撃がようやく終わったごろに敵がヤられた的な事を喋るシステム)という見方もできると思います。

戦闘アニメーションを省略できますが、あの数秒(省略アニメーションが表示される時間)で戦いをしっかり表現できれば、もっと違った道も見えるのかも。この点は本編ではなく外伝作で挑戦した方が良いとは思います。

あいかわらずキラ・ヤマトの顔がおかしい。

PS3と比べてグラフィックの抜け?みたいなものを感じる。

PSP作品の第2次スパロボZとマップ表現が同じで、ものたりなさは感じた。

分岐してプレイしなかったルートがあるのが気になる。2周目はだいたいプレイしないのでっていうのと、次の作品で話がおかしくなる。今作で最終ですけど一応。
1周目のステージ数がもっと欲しいっていうことでもあります。強化が・・。


悪い点というか、個人的に勘違いしていた点を一つ。引継ぎボーナスの要素があり、前作の時獄篇をクリアしたシステムデータを使えますが、前作システムデータをゲーム機本体をこえて引き継ぐ場合、同タイトル間(PS3時獄篇とPSvitaの時獄篇)のセーブデータのやりとりを利用した引継ぎ方法をとらなければダメでした。
プレイステーションプラス上のシステムセーブデータの引継ぎは不可能で、ソフトウェアを利用した状態でのアップロードに、たとえばPS3時獄篇ゲーム内システムセーブデータのアップロード内容をvita天獄篇ゲーム内でダウンロードすることで引継ぎが行われるという、ややこしい感じになっていまして、前作と同じ機種でプレイされることがオススメです。
メーカーさんがとれる対応策としては、PSNow(パソコンなどでPS3のゲームができるもの)でPS3時獄篇を取り扱い開始する。片方のプレイヤー側のミスにしか対応できませんけど。
引継ぎの関連では、初回購入者特典の連獄篇の引継ぎボーナスもあるので連獄篇を販売するなどしてもいいかも。
プレイヤーの益(ため)になることをDLCなどで販売し利を得るのは、これは日本語で「利益をあげる」ということになるので、そういうのを第一に考えて欲しいなと思いました。
ちなみにPSストアで販売中のDLCは、ゲームバランスを崩すので益にはならないです。
個人的には欲しい人が買えばいいと考えますが、その時点で上がるはずのない売り上げがあがれば、あがらない証拠(あとで会社や人が犠牲になる)が残るので、結果楽しみにしているプレイヤーも被害を受ける事になります。ランク(格)は、そうでなければ簡単に崩れ落ちます。王道です。

まとめ

要プレイ時間は長めだと思いますが、好きな人にはアッという間。それほど熱中できます。ロボットアニメ好き、ストラテジー好き、シミュレーション好きな人に超オススメの作品。もちろん考えるタイプのRPGが好きな人にも勧められます。
古いロボットアニメ作品だけではなく、ガンダムUC翠星のガルガンティア、それに小説版フルメタルパニックコンテンツも楽しめる作品。個人的には、今作で描かれる内容はトップをねらえ2!がいい味を出してる気はしますけど。

あとはゆっくり考えるタイプの人にオススメ。マス目で仕切られているマップをキャラクターを動かして攻略していきます。
相手(わるもの。コンピューターが勝手に動かします)のちかくに行ったら攻撃。魔法的なコマンド「精神」も役に立ちます。
戦闘はボタンを押したらアニメーションが開始され、結果が出ます。相手が動かすとき(相手のターン)と自分の動かす時(自分のターン)とわかれているのでまったくあせる必要はないです。
それをくりかえして勝てばストーリーがすすみます。最後までストーリーをすすめるとクリアです。
最初の方はかんたんですが、だんだんとむずかしくなっていきます。SRポイントというのを取れば、さらにむずかしく。
ですが、むずかしいと言っても少しずつむずかしくなっていくのであって、なぜ勝てるのかを知っている、もしくはなぜ勝てたのか?を知ったのなら、必ずクリアできるようにもなっているのが、シミュレーションRPGでもあるので、挑戦をしてみてほしい。おそらくそれは、あなたのためになります。