ぶいふぇべうふ

昔プレイしたゲームだったりの感想をかいてます。

うたわれるもの 二人の白皇をプレイした感想

よかった点

○ストーリー
三部作最後の作品ということもあり、世界観、キャラクターの土台は十分整っている。
ヤマトの皇位を廻る戦が主でありシリアスが多いが、合間にほっこり笑える日常が入るのが、小気味良い。終盤やや駆け足に感じたが、謎だった伏線は概ね回収している。要所のイベントはBGMと相まって涙が止まらないこと必至。

○音楽
キャラに続き、こちらもまさにオールスター。
ゲームとアニメの主題歌や挿入歌を、ここまで集めてくれるとは感無量。
アニメ版うたわれるもの主題歌「夢想歌」や、アニメ版偽りの仮面主題歌「不安定な神様」、そしてPC版のエンディング歌が流れた時は、懐かしくて涙が出た。

○戦闘に出撃しかったキャラの経験値
確か前作ではなかったシステムで、出撃しなくとも一定の経験値をもらえる為、たまに使ってもレベルが離れすぎているということはない。これによりレベル格差による育成は不要で助かる。

○クリア後の特典
場面回想、場面鑑賞、BGM鑑賞、声優さんの収録語のお言葉が聴けるアクターズボイスが開放される。何気なしにアクターズボイスを聞いて泣けました。最後のあの人の言葉で涙が…。詳細は伏せますが、うたわれるものをプレイしてきた方なら「おぉ!」と思えるはず。

残念だった点

○戦闘
シミュレーションは難易度普通でプレイしたが、全体的に敵が固くHPが多い。対してこちらはゴリゴリ削らていた印象で、割に合わないというのが正直な感想。
たまに「これはクリアできる仕様なのか?」と思うステージもあり、早くストーリーを知りたいが為、なかなかクリアできず歯がゆい思いをした。できれば出撃できるキャラ数をもう少し多くして欲しかった。

○ムネチカの試練と紅白試合
上記のとおり、自分にとって戦闘は少々苦であり、ほとんど使用しなかった。

まとめ

連作なので新規には向かないが、シミュレーションでストーリー重視が好きな方にお勧めする。操作性、システム面で特に不満はなく、奇をてらわずしっかりした作りと言える。
上記で書いたとおり戦闘がピーキーに感じたが、錬技で攻撃を防ぐのはなかなか爽快だった。


ストーリーは、まさに完結と呼ぶに相応しい、うたわれるものをプレイして本当に良かった。
偽りの仮面をクリアし、気になっているのならプレイをお勧めする。
友の願いを継いだ彼の行く末を、是非とも見届けて欲しい。
ほんと…背負いすぎですよ、ハクさん…。

願わくば、エピローグ後のファンディスクとか出してくれないかなと願ってしまいます。