ぶいふぇべうふ

昔プレイしたゲームだったりの感想をかいてます。

初音ミク Project DIVA Future Toneをプレイした感想

よかった点

・とにかく曲数が多く、使い回しのPVも少なめで一曲一曲が非常に高品質であること。
・一曲あたりのコストパフォーマンスが非常に高い。アーケードの移植ということもありますが、VitaのProject Divaが新曲を1曲500円でDLする必要があることを考えると、100曲4000円は破格のコスパです。
・アーケードの同時押しシステムは家庭用のProject Divaよりもゲーム性が高く、ハイスコア狙いが楽しいです。ただし直観的に同時押しできるようになるには訓練が必要になります。
・PV鑑賞で撮影した画面をローディング画面に出すことができます。ハイモデリングのキャラクターは静止画で見ても大変きれいです。
・髪型変更…というよりもヘッドパーツの変更によって、キャラクターのカスタマイズ性が向上しています。衣装と髪型が干渉することもほとんどありません。

残念だった点

・曲ごとのおすすめモジュールがあるのですが、モジュール数が膨大なミクの場合はおすすめモジュールを探すのが大変です。
・アナログ入力の純正PS4コントローラーでは、連打パートなどで正確な入力が困難です。全曲・全難易度クリアをするには専用コントローラーかデジタル入力コントローラーが必要になります。
・オフラインでプレイしていると、ユーザーランクの上昇に意味が見い出せません。ユーザーランクで解放される要素が多少はあった方が良かったかも…
・一部の人気曲(LOLなど)が収録されていません。
・DL専用ソフトであるため、太いネット回線が自宅になくて導入をあきらめているユーザーもいるかもしれません。自分もネカフェにPS4を持って行ってDLしましたが、わざわざそれだけの苦労をする価値はあるソフトだと思います。

まとめ

アーケードの移植とはいえ、ここまでこの値段でやるのか!と思わせる大盤振舞っぷりです。初音ミクの家庭用音ゲーの中では文句なしに最高峰だと思います。

なおキャラクターモデリングは大きく分けて4パターンあるように感じました。

①アーケードのProject Diva初期曲モデル
②アーケードのProject Diva中期以降モデル
③トゥーンシェードをかけてあるアニメ調モデル
④ライティング効果が強烈なハイエンドモデル

①②は良くも悪くもアーケードのベタ移植のPVです。
③はアニメ調モデルなので自然な雰囲気で楽しめます。
④が採用されている曲は[Decorator]と[Tell Your World]など限られた楽曲のみですが、文字通りハイエンドクオリティのモデリングです。

④のハイエンドモデルのPVはプリレンダリングムービーと見紛うほどのクオリティです。しかし[Decorator]では6体のモジュールを個別にカスタムできる…すなわちPVも全てリアルタイムで映像処理を行っていることがわかります。この点には本当に感動しました!(おかげでこの曲だけロード時間がとても長いですがw)

欲をいえば①②③のモデリングをユーザーがお好みどおりにカスタマイズできると良いなと思います。今後のアップデートや新曲追加には大変期待しています。